領域でのツール方向制限の設定
この設定では、工具の向き (ロール軸とピッチ軸) を、工具を有効または無効にするタイミングの基準として使用できます。方向の設定は、手動で定義することも、ティーチモードを使用して定義することもできます。

このツールは 2 つの回転軸のみを測定できます。センサー技術には制限があるため、地球の重力ベクトル (ヨー軸) の周りの回転を検出できません。

A | ロール | B | ピッチ |
C | ヨー |

A | ロール | B | ピッチ |
C | ヨー |
ピッチ
工具のソケット軸と垂直平面の間の回転角度です。値:-90° から 90° までの範囲です。

以下のビデオは、ピッチイン角度ツールの例を示しています。

ロール
工具のソケットの中心軸を中心とした回転角度です。値:-180° から 180° までの範囲です。

ピッチが ± 90° の場合、ロールは測定できません。

以下のビデオは、ロールイン角度ツールの例を示しています。
[領域の編集] 画面で、[方向] を選択します。
[使用方向] のチェックボックスをオンにすると、さらに多くのオプションが表示されます。
方向を手動で設定するか、[ティーチ方向] 機能を使用するかを選択します。
[ティーチ方向] を選択します。
[時間遅延] をタップして、遅延時間を選択します。オプションは次のとおりです:なし(デフォルト値)、5 秒、10 秒、または 15 秒。
ツールを正しい方向に配置し、[校正の開始] を押します。

方向の設定を調整するには、必要に応じて方向を手動で設定する場合と同じ手順に従います。
[方向 - ロール] を選択し、値を入力して [OK] を選択します。
[方向 - ピッチ] を選択し、値を入力して [OK] を選択します。
[公差 - ロール] を選択し、値を入力して [OK] を選択します。ロールの許容誤差は±°30です。
[公差 - ピッチ] を選択し、値を入力して [OK] を選択します。ピッチの許容誤差は±°15です。