SSD - スティックスリップ検出

ツール

ES

STR

SL

ST

SR

QST

IXB

このステップモニターは、ステップ中のスティックスリップ効果を検出し、報告します。検出は、トルクがトリガレベルを下回った回数を数えることによって行われます。回数が 最大振動数より大きい場合、スティックスリップエラーが報告されます。モニターは、動的固定の 2 つのモードで動作します。このモード間の違いは、トリガレベルの計算方法です。

動的トルク:トリガーレベルは、監視中に到達した電流の最大トルクのピークトルクパーセンテージとして動的に計算されます。監視は、トルクがトリガートルクを越えると同時に開始されます。

固定トルク:トリガーレベルは、ユーザーの指定する固定されたトリガートルクです。このモードでは、パーセンテージは必要ありません。

トルクがトリガートルクに達しない場合、モニターは開始されず、ステータスは NG になります。

パラメータ

説明

タイプ

モニタの [スティックスリップ検出] で実行する [スティックスリップ検出] の種類を指定します。既定:動的トルク

ピークトルクパーセンテージ

既定:80%、>=10 かつ <100 であること。

トリガートルク

既定:5、> = 0 かつ < ツール最大トルクであること。

最大振動数

既定:5、>=3 かつ <20 であること。