プロセスの安全性

適切なトルクと角度制限を備えた、適切な締め付けプログラムまたは Pset を用意することが重要です。

すぐに終了した締め付けは「リヒット」とも呼ばれ、プロセス中にエラーが発生する原因となる可能性があります。多くの場合、このようなタイプの締め付けは、マルチステップ Pset を使用することで回避できます。これが不可能で、急速締め付けシーケンスによって問題が発生する場合は、Pset の最後に約 0.8 ~ 1.6 秒の短い待機ステップを追加する必要がある可能性があります。

コントローラーのセルフロック機能

どのような場合でも安全なプロセスを確保するには、コントローラーのセルフロック機能を有効にする必要があります。セルフロックは信号伝送が不要なため、ツールをロックするほとんどの場合、ILG よりもはるかに早くなります。セルフロック機能は 3.10.11+ バージョンでサポートされています。

結果が出るたびに締め付けを無効にする
  1. 図 1 の設定通りにコントローラーを構成します。

    画像 1.

    この機能は、接続タイプ ASDKASDK remote でのみサポートされています。

バッチ完了後のロック
  1. バッチ サイズ = 1 のソース内の Pset に内部バッチ制御を使用します。

  2. 図 2 の設定通りにコントローラーを構成します。

    画像 2.
ロック解除
  1. 外部バッチコントロールを使用し、ILG がバッチサイズを = 1 に設定するようにします。

    これには ILG でのメッセージマッピングが必要です。 メッセージマッパーページの章を参照してください。

    入力メッセージ: ツールを解放: ツール: default

    出力メッセージ: 詳細設定: drivers / tc_set_batch_size - {}。

  2. 図 3 の設定通りにコントローラーを構成します。

    画像 3.
Open Protocol 切断設定ツールを常時ロック
  1. 図 4 の設定通りにコントローラーを構成します。

    この構成により、ILG とコントローラーとの接続が切断された場合でもツールが確実にロックされます。

    画像 4.