ST レンチの導入

ST レンチは生産と品質管理の両方に使用できるトルクレンチです。パラメータの構成は、コントローラまたは ToolsTalk 2 を介して設定できます。

ST レンチは、無線接続を使用して、コントローラに接続できます。ST レンチは、コントローラ GUI、Web GUI、または ToolsTalk 2 GUI を介して構成できます。

ST レンチは締め付け セクションで構成し、他の締め付け戦略と同じワークスペースとメニューを使用します。

ST レンチには、高速バックアップユニット(RBU)があります。RBU は、レンチの機能を定義し、締め付けプログラムを保存します。コントローラは、生産タイプの RBU をサポートしています。

ST レンチのエンドフィッティングツール (ソケット) には、プログラム可能な番号の RFID タグが含まれています。このレンチは、この番号を使用して、ツールと、どのプログラムが使用できるかを自動的に認識します。RFID タグは、トルクと角度補正係数も保存します。

ST レンチには、生産締め付けと品質管理用の複数のプログラムがあります。プログラム、戦略およびパラメーターについての詳細は、ST レンチユーザーガイドに記載されています。

ST レンチは、ツールでサポートされ、レンチ - 生産レンチ - 品質である締め付けプログラムのみをサポートできます。

低反力締め付け戦略や全コントローラーにわたる機能などのコントローラ機能は、機能管理システム(FMS)を介して配布されるライセンスを必要とします。特定のライセンスなしで機能の構成は可能であるのに対して、これらの機能の割り当てと使用には、コントローラに正しいライセンスがインストールされている必要があります。ライセンスの詳細については、ライセンス(FMS)を参照してください。