ユーザーグループの前提条件

ToolsTalk 2 では複数のユーザーグループを作成できます。各ユーザーグループに、ToolsTalk 2 でパラメータ、構成、フォルダを作成、読み取り、更新、削除するための異なるユーザー権限を指定できます。

会社の IT 分門のネットワーク管理者が 1 つ以上の Active Directory (AD) グループを作成する必要があります。AD グループは ToolsTalk 2 の 1 つのユーザーグループに割り当てることができます。ToolsTalk 2の各ユーザーグループには、固有のユーザー権限のセットが指定できます。

そのため、 ToolsTalk 2ユーザー権限のそれぞれの組み合わせに、1 つの AD グループを作成する必要があります。個別のユーザーは 1 つ以上の AD グループに割り当てられます。ユーザーグループのすべてのメンバーは、ToolsTalk 2 の同じユーザー権限を持ちます。

例えば、次の 4 つのグループを作成します。

  • ライン 1 のオペレーター。

  • ライン 1 のラインマネージャ。

  • 工場生産エンジニア。

  • 製品品質マネージャ。

個々のユーザーは 1 つ以上のグループに割り当てられます。

ToolsTalk 2 に 4 つのユーザーグループも作成します (同じグループ名を使用)。各ユーザーグループに 1 つの AD グループが割り当てられます。次のユーザー権限を作成します。

  • ライン 1 のオペレーター: ライン 1 からの締め付け結果のみを見ることができ、構成パラメータは変更できません。

  • ライン 1 のラインマネージャ: すべてのコントローラを見ることができ、ライン 1 のコントローラの構成パラメータを変更する追加のユーザー権限を持ちます。

  • 工場生産エンジニア: ライン 1 とライン 2 の構成パラメータを変更できますが、すべての締め付け結果を見ることはできません。

  • 製品品質マネージャ: 工場全体のすべての締め付け結果とイベントログを見ることができます。