真の角度補正
特定のツールでは、締め付け時のツールの回転を検出、測定することができます。ツールが締め付け中に回転する場合、角度測定が壊れている可能性があります。ツールの動きが大きすぎる場合、締め付けの不具合につながる可能性があります。指定制限値内での変動について、コントローラは、これらの回転を補正し、正しい締め付けを行うことができます。
これは、仮想ステーションごとに利用可能な追加のライセンス機能です。
ツールの回転が締め付け時に指定されている限度外となった場合は、締め付けが中止され、NG が報告されます。追加情報でツール移動超過が報告されます。
パラメータ | 説明 | デフォルト |
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負の角度制限 | ツールの最大の負の回転を定めます。値が超過すると、締め付けが終了し、エラーがレポートされます。これは数値角度値で表現されます。 | 有効にすると、値が -30 度に設定されます |
正の角度制限 | ツールの最大の正の回転を定めます。値が超過すると、締め付けが終了し、エラーがレポートされます。これは数値角度値で表現されます。 | 有効にすると、値が +30 度に設定されます |
STB ツールには、ツールの移動を測定する機能がありません。真の角度補正がオンに設定されると、エラーメッセージの無効な締め付けプログラムが、追加情報の機能がツールでサポートされていませんと共に表示されます。