締め付け設定の有効化と無効化
一般仮想ステーション構成には、締め付け無効化と緩め無効化のパラメータの設定に使用される締め付けセクションがあります。
- プラント構造  でコントローラを選択します。 でコントローラを選択します。
- メニューバーにある構成タブ  に移動します。 に移動します。- ワークスペース領域には、使用可能な構成が表示されます。 
- 既存の一般仮想ステーションをダブルクリックして構成するか、追加を選択して構成する新しい仮想ステーションを作成します。 
- 次の表の情報に従って、[締付け設定] パラメータで適切な選択を行います。 
| パラメータ値 | 説明 | 
|---|---|
| オフ | 無効化されたツールは、緩めのステータスに関係なく無効化されたままになります。 | 
| OK時 | 無効化されたツールは、OK緩めが実行された後にロック解除されます。 | 
| 常時 | 無効化されたツールは、緩めステータスに関係なく、緩めが実行されるとすぐにロック解除されます。 | 
| 緩め無効 | 説明 | 
|---|---|
| オフ | 緩め無効はオフです。オペレーターは、いつでもネジを緩めことができます。 | 
| OK 締め付け時 | OK 締め付けのために緩めを無効にします。オペレーターは、締め付け OK で終了したネジを緩めることはできません。 | 
| NG 締め付け時 | NG 締め付けのために緩めを無効にします。オペレーターは、締め付け NOK で終了したネジを緩めることはできません。 | 
| 常時 | 緩め無効は常時オンです。オペレーターは、決してネジを緩めことができません。 | 
| 締め付け無効化 | 説明 | 
|---|---|
| オフ | 締め付け無効はオフです。オペレーターは、いつでもネジを締め付けることができます。 | 
| OK 締め付け時 | OK 締め付け後に締め付けを無効にします。オペレーターは、現在の締め付けが OK で終了すると、別のネジを締め付けることができません。 | 
| NG 締め付け時 | NG 締め付け後に締め付けを無効にします。オペレーターは、現在の締め付けが NG で終了すると、別のネジを締め付けることができません。 | 
| すべての締め付け後 | 締め付けの無効化は、締め付け後毎に有効化されます。オペレータは、現在の締め付けが終了するまで別のネジを締めることはできません。 | 
ツールロックの動作
ツールロックの動作は、デフォルトではオフに設定されています。この動作は、緩めを実行することで、オペレータがツールのロックを解除できるようにオーバーライドできます。
無効にしたツールを緩めた後にロック解除できるようにする
- ツールで使用する構成 (ツールが接続されている仮想ステーションで設定) で、[緩めでツールロック解除] を [OK時] または[常時]に設定します。  - 上記の設定を有効にするには、次の3つの条件を満たす必要があります: - 1.[緩めを無効にする] パラメータが [オフ] または[常時]に設定されていない必要があります。 - 2.締め無効値を締め付け無効化と同じ値に設定することはできません。 - 3.使用される締め付けプログラムで、緩めが有効になっている必要があります。 
無効状態であるために、ツールの締め付けまたは緩めがロックされた場合、次の入力信号のいずれかによってロック解除することができます。
- Master_Unlock 
- Unlock_Tool_On_Disable 
この入力信号は、アクセサリー、プログラム可能なツールアクセサリー、フィールドバスユニットのいずれかからコントローラに送信できます。