ILT Base Stationをコントローラに接続する
以下に、ILT Base Stationを1台または複数台のPower Focusコントローラに接続する方法をいくつか示します。
直接イーサネット接続を介したPower Focus 6000への接続
ILT Base StationとPower Focus 6000 コントローラは、イーサネットケーブルを使用して直接接続できます。
イーサネットケーブルを使用して、ILT Base Stationのイーサネットポート(M12 D コード)を Power Focus 6000 コントローラのイーサネットポート(RJ45)に接続します。
ILT Base Stationのホーム画面で、[構成]、[仮想ステーション]、続いて[コントローラー設定] の順に選択します。
[接続タイプ] を選択し、[イーサネット] を選択します。
[接続の構成] を選択し、Power Focus 6000のIPアドレスとオープンプロトコルポートを入力します。
ホーム画面で、[システム]、[ネットワーク] の順に選択します。Power Focus 6000 コントローラの IP アドレスと同じ範囲内で、ILT Base Stationの IP アドレスを手動で設定します。
COM ポートからPower Focus 6000への接続
ILT Base StationとPower Focus 6000 コントローラは、イーサネットケーブルとアダプタケーブルを使用して直接接続できます。
イーサネットケーブルとアダプタケーブルを使用して、ILT Base Stationのイーサネットポート(M12 D コード)を Power Focus 6000 コントローラの COMポートAまたはBに接続します。
ILT Base Stationのホーム画面で、[構成]、[仮想ステーション]、続いて[コントローラー設定] の順に選択します。
[接続タイプ] を選択し、[イーサネット] を選択します。
[接続の構成] を選択し、Power Focus 6000のIPアドレスとオープンプロトコルポートを入力します。
ホーム画面で、[システム]、[ネットワーク] の順に選択します。Power Focus 6000コントローラーのサービスイーサネットポートのIPアドレスと同じ範囲内で、ILT Base StationのIPアドレスを手動で設定します。
インフラストラクチャネットワークを介したPower Focus 6000への接続
ILT Base StationとPower Focus 6000 コントローラは、インフラストラクチャネットワークを使用して接続できます。
イーサネットケーブルを使用して、ILT Base Station のイーサネットポート(M12 D コード)をネットワークインフラストラクチャに接続します。
Power Focus 6000コントローラがすでにネットワークに接続されていることを確認してください。
ILT Base Stationのホーム画面で、[構成]、[仮想ステーション]、続いて[コントローラー設定] の順に選択します。
[構成タイプ] を選択し、[イーサネット] を選択します。
[接続の構成] を選択し、Power Focus 6000のIPアドレスとオープンプロトコルポートを入力します。
ILT Base Stationのホーム画面で、[システム]、[ネットワーク] の順に選択します。
Power Focus 6000コントローラのIPアドレスと同じ範囲内でILT Base StationのIPアドレスを手動で設定するか、またはネットワークにDHCP 機能がある場合は、DHCPを選択します。適切なサブネットマスクを設定します。
適切なゲートウェイアドレスを設定します。
直接イーサネット接続を介したPower Focus 4000への接続
ILT Base StationとPower Focus 4000 コントローラは、イーサネットケーブルを使用して直接接続できます。
Power Focus 4000 コントローラへの接続には、イーサネットクロスオーバーケーブルを使用する必要があります。標準のストレートイーサネットケーブルでは動作しません。
スイッチまたはハブを使用した Power Focus 4000 接続には、イーサネットケーブルの種類に関する特別な要件があります。詳細については、以下を参照してください。
イーサネットクロスオーバーケーブルを使用して、ILT Base Stationのイーサネットポート(M12 D コード)を Power Focus 4000 コントローラのイーサネットポート(RJ45)に接続します。
ホーム画面で、[構成] を選択し、次に [仮想ステーション]、[コントローラー設定] を選択します。
[接続タイプ] を選択し、[イーサネット] を選択します。
[接続の構成] を選択し、Power Focus 4000のIPアドレスとオープンプロトコルポートを入力します。
ホーム画面で、[システム]、[ネットワーク] の順に選択します。Power Focus 4000 コントローラの IP アドレスと同じ範囲内で、ILT Base Stationの IP アドレスを手動で設定します。
直接シリアル接続を介したPower Focus 4000への接続
ILT Base StationとPower Focus 4000 コントローラは、シリアルケーブルを使用して直接接続できます。
ILT Base StationのCOMポート(M8)とPower Focus 4000コントローラのシリアルポート(RS232)をシリアルケーブルで接続します。
ILT Base Stationのホーム画面で、[構成]、[仮想ステーション]、続いて[コントローラー設定] の順に選択します。[接続タイプ] を選択し、[RS232] を選択します。
スイッチ、ハブ、またはインフラストラクチャを介したPower Focus 4000への接続
ILT Base Stationは、インフラストラクチャネットワーク、スイッチ、またはハブを介してPower Focus 4000コントローラに接続できます。イーサネットケーブルを使用して、ILT Base Stationと Power Focus 4000Power Focus 4000 コントローラの両方を同じネットワークに接続します。
イーサネットケーブルを使用して、ILT Base Station のイーサネットポート(M12 D コード)をネットワークインフラストラクチャに接続します。
コントローラがすでにネットワークに接続されていることを確認してください。
ILT Base Stationと Power Focus 4000 コントローラの間にスイッチを使用する場合は、ストレートイーサネットケーブルを使用してください。ILT Base Stationと Power Focus 4000 コントローラの間にハブを使用する場合は、クロスオーバーイーサネットケーブルを使用してください。
RBU レベルはシルバー以上である必要があります。これに関するご質問は、Atlas Copco Industrial Technique ABの担当者までお問い合わせください。
ILT Base Stationのホーム画面で、[構成]、[仮想ステーション]、続いて[コントローラー設定] の順に選択します。
[接続タイプ] を選択し、[イーサネット] を選択します。
[接続の構成] を選択し、Power Focus 6000のIPアドレスとオープンプロトコルポートを入力します。
ILT Base Stationのホーム画面で、[システム]、[ネットワーク] の順に選択します。
Power Focus 4000コントローラのIPアドレスと同じ範囲内でILT Base StationのIPアドレスを手動で設定するか、またはネットワークにDHCP 機能がある場合は、DHCPを選択します。適切なサブネットマスクを設定します。
適切なゲートウェイアドレスを設定します。
インフラストラクチャネットワークを介し、統合コントローラーを使用したICBまたはITBへの接続
ILT Base Stationと統合コントローラーを備えたICBまたはITBツールは、インフラストラクチャネットワークに接続することができます。
イーサネットケーブルを使用して、ILT Base Stationのイーサネットポート(M12 Dコード)をネットワークインフラストラクチャに接続します。
統合コントローラーを備えたICBまたはITBツールがすでにネットワークに接続されていることを確認します。
ILT Base Stationのホーム画面で、[構成] を選択します。次に、[仮想ステーション]を選択し、[コントローラー設定]を選択します。
[接続タイプ] を選択し、[イーサネット] を選択します。
[接続の構成]を選択し、ツールのIPアドレスとオープンプロトコルポートを入力します。
ILT Base Stationのホーム画面で、[システム]、[ネットワーク]の順に選択します。
ツールのIPアドレスと同じ範囲内でILT Base StationのIPアドレスを手動で入力するか、ネットワークにDHCP機能がある場合はDHCPを選択します。適切なサブネットマスクを設定します。
適切なゲートウェイアドレスを設定します。
SQS(3.5)またはSmart AMS(1.3)への接続
SQSまたはSmart AMSへの接続をセットアップするには、ILT Base StationのIPアドレスとILTパスワードを入力します。接続は自動的に設定されます。
デフォルトのILTパスワードは「123」です。詳細については、「パスワードの変更」を参照してください。
ILTへの接続に必要な最小バージョンは次のとおりです:SQS 3.5およびSmart AMS 1.3。
詳細については、SQSまたはSmart AMSのドキュメントを参照してください。