手動モード
手動モードでは、圧力目標の制御以外のプロセスはシステムによって監視されず、結果は記録されません。
プロセスを手動で監視できるように、コントローラーのGUIには圧力、トルク、角度に関する情報が表示されます。
システム起動後に初めて手動モードを実行する場合、オペレータは使用する目標圧力を入力して目標圧力の設定を行う必要があります。その後の手動モード実行では、システムに電力が供給されている限り、最後に使用した圧力目標が記憶されます。
目標圧力の設定 画面には、テンショニング手動モードの設定パラメータ「デフォルト手動の油圧」が表示されます。
目標圧力は、次のうち最も低い圧力によって制限されます。
ポンプの最大圧力
テンショナーの最大圧力
最大システム油圧 - 手動モード構成パラメータ
手動モードの操作
ホームビューで、[タスク] > [手動モード] に移動します。
目標圧力を設定します。
ボルト上にツールを配置が表示されたら、[追加情報] ボタンを押すと目標圧力を変更できます。
[進む] ボタンを押して手動モードを開始します。
加圧ボタンを押して加圧します。
目標圧力で加圧が止まるか、加圧ボタンを離すと加圧が停止します。
レンチにかかるトルクは、白いバーと数字の両方で視覚化されます。
記録された角度は数字で表示されます。
トルクが減少し始めると、ピークトルクは黒で表示され、現在のトルクは白いバーで表示されます。ピーク測定値は数字で表示されます。
[追加情報] ボタンを使用して次の操作を行います:
新しい圧力目標の設定 - ポップアップウィンドウで [目標圧力の設定] を選択します。
記録されたピークトルクと角度をクリアします。
レンチを反時計回りに動かすと、負のトルクと負の角度として記録されます。
手動モードを終了するには、[戻る] ボタンを使用します。
手動モードの終了は、システムから圧力が解放された場合にのみ可能です。
コントローラー GUI は [タスク] メニューに戻ります。