SPC - 統計的プロセス制御

内蔵SPC機能の目的は、オペレーターまたは品質管理スタッフに、標準のSPCルールに従って組立工程の安定性と能力を判断できるデータを提供することです。
コントローラー内でSPC機能を設定することにより、外部ソフトウェアを必要とせずに、コントローラー上で直接作業を簡素化して実行することができます。チャートはコントローラーで生成されます。
コントローラー内のプログラムモニターはSPC変数として使用できるため、コントローラーによって制御される変数のみがコントローラシステムの性能を示すように指定する必要があります。その他の変数は、主に他のプロセスの結果を示します。たとえば、トルク値がジョイントに適用される場合、最終トルク値のSPCと関連する結果(CpやCpkなど)は、そのジョイントでのツールとコントローラーのパフォーマンスを示します。

統計計算は、コントローラーに保存されている古いデータに基づきます。

統計計算は、特定の仮想ステーションに対して選択および使用された締め付けプログラムに応じて、仮想ステーションレベルで実行されます。