構成のためのセレクタのPCへの接続
ソケットセレクタの初期設定は、作業環境に設置する前に行います。すべての設定と機能を検証し、テストできます。
設定は、SDカードのフォームファクタを持つ専用メモリである、高速バックアップユニット(RBU)に保存されます。
セレクタのデフォルト設定はPF6000への直接設定で、これは有線接続です。有線接続を使用する場合、またはアクセサリ経由で接続する場合は、その他の設定は必要ありません。
セレクタへのすべての電源を切断します。
セレクターのサービスポートカバーを開きます。カバーは、トルクス10x50ネジで固定されています。
サービスインターフェイス内で PC と RJ-45 コネクター間でイーサネットケーブルを接続します。
RBUがSDカードスロットに正しく挿入されていることを確認するか、カードを挿入します。
外部電源を接続するか、バッテリを接続して、セレクタに電源を接続します。
PC で Web ブラウザーのウィンドウを開きます。
Web アドレス 169.251.1.1 を入力し、Enterキーを押します。セレクターの Web サーバーが応答し、セレクターの Web インターフェイスを表示します。
左のメニューバーで設定アイコンを選択します。設定ワークスペースに構成メニューが表示されます。
すべての構成を行い、検証して、保存されると、以下を行います。
SDカードスロットにRBUを入れたままにします。
イーサネットケーブルを切断します。
カバーを閉じ、ネジで固定します。
ネットワーク接続の概要
WLAN 有効 | 工場ネットワーク | PF6000(直接接続) | アクセサリ(デイジーチェーン) |
---|---|---|---|
はい | はい(2) | いいえ | いいえ |
いいえ | はい(3) | はい(1) | はい(A) |
暗号化タイプの概要
ドロップダウンで、次の暗号化タイプを選択できます。
WEP 64(64 ビットWired Equivalent Privacy)
WEP 128(128 ビットWired Equivalent Privacy)
PSK/TKIP(Pre-shared Key/Temporal Key Integrity Protocol)
AES/CCMP (Advanced Encryption Standard/Cipher Mode with Cipher Block Chaining Message Authentication Protocol)
認証
次の認証方法がサポートされています。
WPA(Wireless Protected Access - PSK/TKIPと一緒に使用)
WPA2(WPAの改良バージョン - AES/CCMPと一緒に使用)
LEAP(Lightweight Extensible Authentication Protocol)
PEAP(Protected Extensible Authentication Protocol)
EAP/TLS(Extensible Authentication Protocol/Transfer Security Layer)
認証タイプ毎に必要なWLAN構成
認証タイプ | ホスト名 | SSID | パスワード | ユーザー名 | ドメイン | クライアントキー/ | CA認証 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
WPA/WPA2-PSK | オプション | はい | はい | いいえ | いいえ | いいえ | いいえ |
LEAP | オプション | はい | はい | はい | はい | いいえ | いいえ |
PEAP | オプション | はい | はい | はい | はい | いいえ | サポートされていません |
EAP-TLS | オプション | はい | はい | はい | はい | はい | サポートされていません |
認証の構成は暗号化されてRBUに保管されます。セキュリティ上の理由により、別の認証タイプを選択した場合、以前の構成がRBUから削除されます。