ボルトのサービスプロセス
緩め角度と締め付け角度の結果を保証するためには、ボルト サービス プロセスに従ってください。
ツールをボルトに配置します。
圧力取り付け確認油圧まで加圧します。
ボルト サービスの取り付け確認を実行します。
締め付け方向に20 Nmを超えるトルクをかけます。ハンドコントローラーは締め付け方向に角度基準点を取ります。
緩める方向に20 Nmを超えるトルクをかけます。ハンドコントローラーは緩める方向に角度基準点を取ります。
ハンド コントローラーは機械的な遊びの角度を記憶します。
レンチとギアボックスを緩めた状態で、圧力が最小ボルトテンショニング圧のバール数に達するまで加圧ボタンを押し続けます。
ナットを、ボルトサービスパラメータの「ナット緩め最小緩め角度」以上の角度まで緩めます。
コントローラーのUIには、緩め角の基準点からの負の測定値として緩め角度が表示されます。
ボルトを締付け目標トルクパラメータまで締めます。締め付け角度が記録されます。
緩め角度と締め付け角度は、実際のナットの回転を指します。ハンドコントローラーは機械的な遊びを補正します。コントローラーの GUI は、ナットが回転し始めると角度の更新を開始します。つまり、機械的な遊びは無視されます。これにより、表示される角度はナットの動きを反映し、角度測定値が 0 の場合、ナットは元の位置に戻ります。
締め付け方向のデルタナット回転数は、 パラメータの最大デルタナット回転数 (デフォルトは13度) を超えてはなりません。このことは実際、ナットが元の位置よりも 13 度以上高い角度まで回転してはならないことを意味します。
圧力を解放して結果を保存します。OK の結果を得るには、次の条件が満たされている必要があります:
記録された緩め角度は、ナット緩め最小緩め角度以上となります。
締め付け後に記録されたデルタ角度は、最小デルタ ナット回転数 と 最大デルタ ナット回転数の範囲内にある必要があります。
最小デルタ ナット回転数は、図のボルト サービス プロセスの D と等しくなります。
1 | 締め付け位置までのレンチ移動 |
2 | ナットの回転はここから始まります |
3 | 元位置まで締め付けます |
A | 緩め角度 |
B | 固定点の緩め |
C | Riproduci |
D | 固定点の締め付け |
E | 緩めた後に許容される締め付け範囲は、デルタ ナット回転パラメータの最小値と最大値の間となります |
F | 最大ナット回転数 |