AutoTrim バルブの概要
このツールには、ハードジョイントとソフトジョイントが混在している場合に最大のパフォーマンスを発揮する Auto Trim バルブが搭載されています。(ツールを使って同様の特性を備えたジョイントを締め付ける場合は、トリムバルブを使用を使用することができます。)
AutoTrim バルブは、大多数の用途に適するように工場出荷時にプリセットされています。ランダウン中は減速します。1、2パルス後に、締め付けの残りに対して、自動的に全速度/パワーに移行します。AutoTrimバルブの正しい動作を定期的に確認してください。非切り替え(制限操作からオープン操作へ)は、締め付け時間が長くなり、ジョイントが過度に締め付けられるリスクがあります。開位置への切り替えが早すぎる(つまり、工具が無負荷回転している)場合、パルスが少なすぎるために不安定なシャットオフを引き起こす可能性があります。
ランダウン時にAutoTrimバルブで減速します。下図に示すとおり、ジョイントで1、2パルス後に、締め付けの残りに対して、自動的に全速度/パワーに移行します。
可能な調整:
自由速度(全速度の約70%になるよう工場出荷時に設定)。無負荷回転数の調整を参照してください。
標準の非レポート(RE)アプリケーション用に小パワーからフルパワー(1、2パルスになるよう工場出荷時に設定)にポイントを切り替えます。AutoTrim バルブのスイッチポイントの調整を参照してください。
パルス中パワー(工場出荷時にフルパワーに設定)。パルス出力の調整を参照してください。
ほとんどの場合、工場出荷時の設定で最高の性能を発揮します。