高速バックアップユニット

高速バックアップユニット(RBU)は、SDカードのフォームファクタを持ちます。RBUには、現在のすべてのネットワーク構成と設定が含まれています。インストールと構成の最中、いくつかのパラメータがカードに保存されます。障害発生時、カードを取り出して新しいツールに挿入すれば、すべての機能を簡単に保持できます。

RBUが、一つのツールから別のツールに転送されると、新しいツールはカード上のソフトウェアに更新されます。更新処理中にデータが失われる可能性があるため、データ損失のリスクを最小限に抑える必要が有ります。そのため、新しいツールが、古いツールと同じソフトウェアバージョンを既に実行していることを確実に確認することをお勧めいたします。

このRBUは、工具構成データとソフトウェアを格納する以外には使用できません。カードを再フォーマットしたり、ToolsTalk Service 2 以外の方法でカード上のデータを操作したりすると、カードが使用できなくなります。

RBU を別のツールに転送すると、ツールに関連付けられた保存結果は失われることにご注意ください。

MAC アドレスは、ツール自体ではなく RBU に関連付けられます。カードを新しいツールに移すとき、ツールのMACアドレスはRBUのMACアドレスになります。