設置の前提条件
データベースの要件
全てのコントローラ データおよび構成がデータベース カタログに格納されてること。データベースが標準 64 ビット Microsoft SQL データベースであること。
Microsoft SQL データベースのインストールについては本書に記載されていません。標準インストール手順に従うことが推奨されます。
Microsoft SQL データベースは、Microsoft SQL サーバー上またはToolsTalk 2 アプリケーションと同じネットワーク上に配置できます。
データベースが別の場所に配置されている場合は、データベースと ToolsTalk 2 アプリケーションサーバー間でのトラフィックを可能にするため、ファイアウォールを正しく構成する必要がある可能性があります。
アトラスコプコのデータ通信サーバーのIPアドレスが既知であり、これがToolsTalk 2に接続されているすべてのコントローラに入力されている必要があります。
リモート接続を使用する場合、クライアント PC はToolsTalk 2アプリケーションをホストするサーバーアドレスを知っている必要があります。
SQL データベースのインストールにおける必須事項
64 ビットMicrosoft SQL。
Microsoft SQL サーバー認証と Window 認証の両方を選択します
Microsoft SQL データベースのインストールにおける推奨事項
Microsoft SQL Server Management Studio をインストールします
既定のインスタンスを有効化させます。
コンピューターの要件
ToolsTalk 2のエコシステムは次の機能を必要とします:
クライアント、サーバー、Station Setup、ClickOnce には64ビットが必要です。
ToolsTalk 2 サーバーおよび PC クライアントソフトウェアには .NET 8 が必要です。
エリア | カテゴリー | 最低要件 | コメント |
---|---|---|---|
サーバーソフトウェアの要件 | データベース | SQL Server 2019 またはそれ以降のバーション SQL Express 2019 以降のバージョン (互換性はありますが推奨されません) | データベースは同じコンピューター上に、またはリモート データベース サーバーにインストールすることが出来ます。 |
Java | Oracle Java SE 8、Open JDK 8 または 11 | 64 ビット バージョン | |
.NET 8 | SDK 8.0.204 (x64) | TT2 サーバー | |
SDK 8.0.204 (x64) および SDK 8.0.204 (x86) | TT2 クライアント および TT2 ステーションのセットアップ | ||
サーバー ハードウェア要件 | プロセッサー | Intel XEON デュアル プロセッサー (各 12 コア以上、2.3 GHz 以上) | この仕様は必要とされる性能の目安としてのみ示されています。 |
メモリ (RAM) | 16 GB | この仕様は必要とされる性能の目安としてのみ示されています。 | |
ディスク領域 | 100 GB | データベースは時間の経過につれて大きくなることにご注意ください。構成および構成の変更はデータベースに保管されます。コントローラが増えると、データベースに追加される情報も増えます。 | |
PC クライアント要件 | オペレーティングシステム | Windows 11 | |
.NET 8 | SDK 8.0.204 (x64) および SDK 8.0.204 (x86) | ||
ユーザー権限 | データベース アクセス | システム管理者アクセスまたは同等 | インストールを実行するユーザーは、データベースにユーザーを作成するための管理者権限も必要です。 |
Windows アクセス | 管理者アカウント | アプリケーションとその依存関係のインストールに必要です。 |
ポート
ネットワーク経由で次のポートにアクセスできることを確認してください。通常、企業の IT 部門は、ネットワーク経由でポートにアクセスできることを確認できます。
22 (サーバーにのみ適用)
80 (サーバーにのみ適用)
7070
9016 (ハブポートまたはカスタムポート番号)
9101 (またはカスタムポート番号)
ポート 80 を別の値に変更した場合は、接続されているすべてのコントローラーでも変更を行う必要があります。
ポート 22 と 80 は、サーバーのインストール中にのみ変更できます。
ライセンス要件
Atlas Copco ライセンスサーバーは Functional Management System (FMS)がライセンスされている機能項目に使用されている際に必要となります。
ライセンスサーバーはサーバーインストール ファイルに含まれています。正常にインストールするにはJAVA_HOME システム変数が正しいパスを使用しており、64 ビット Java インストールを指している必要があります。
FMS はクライアント-サーバーインストールでのみ使用が可能で、ステーション セットアップのインストールでは使用できません。