ILT ツールタグの構成
ILT Base Stationの仮想ステーションにILT ツールタグをペアリングする
ペアリング時、 ILTツールタグは、ILT Base Stationから 5 m 以内にある必要があります。
ILT ツールタグに電力が供給されていることを確認します。通電している場合はILT ツールタグLEDライトが点灯します。
ホーム画面で、[構成] を選択し、次に [仮想ステーション]、[ツールタグ] を選択します。
[ツールタグ]画面で、[ツールタグの設定]を選択してから、[ツールタグのペアリング]を選択します。使用可能な ILT ツールタグは、ILT ツールタグ ID を使用して一覧表示されます。
選択したILT ツールタグが [アクティブ] と表示されます。ツールタグ ID は、ILT ツールタグにあります。
ILTツールタグの識別
点滅コマンドがアクティブな場合、選択したILTツールタグのステータスLEDが点滅し始めます。
ホーム画面で、[構成] を選択し、次に [仮想ステーション]、[ツールタグ] を選択します。
[ツールタグ] 画面で、[ツールタグの設定] を選択します。
[ツールタグの設定] 画面で、[ツールタグの点滅] を選択します。
点滅を終了するには、[点滅を停止]を選択します。
ツールタイプの設定
[ツールタイプ] ([ピストルグリップナットランナー] または [直角ナットランナー]) を選択して、表示される方向軸が工具の方向軸と一致していることを確認します。
ホーム画面で、[構成] を選択し、次に [仮想ステーション]、[ツールタグ] を選択します。
[ツールタグ] 画面で、[ツールタイプ] を選択します。
[ピストルグリップナットランナー] または [直角ナットランナー] のいずれかを選択します。
フィルタ係数の設定
フィルタ係数 (0-1) は、距離の測定がどれだけフィルタされるかを指定します。フィルタ係数が大きいほど、距離の測定は安定しますが、速度は遅くなります。フィルタ係数が小さいほど、測定は高速になりますが、安定性は低くなります。これは高度な設定であり、推奨値は0.25です。
ホーム画面で、[システム]、[ユーザー]、[検索] の順に選択します。
[検索] 画面で、[フィルタ係数] を選択します。
フィルタ係数を入力し、[OK] を選択します。
距離オフセット
場合によっては、環境のために距離の測定が一定のオフセットを持つことがあります。このような場合、距離オフセットを使用して測定誤差を取り除くことができます。これは高度な設定であり、推奨値は0です。
ホーム画面で、[構成] を選択し、次に [仮想ステーション]、[ツールタグ] を選択します。
[ツールタグ] 画面で、[距離オフセット] を選択します。
オフセットを入力し、[OK] を選択します。