ランダウン角度制限

ランダウン中の回転角度を監視することで、ワッシャの有無、ネジサイズまたは長さが不正なネジなどのエラーを検出することができます。たとえば、スレッドが長すぎる場合、ネジが着座するまでのボルトの回転角が大きくなります。

パラメータ

説明

デフォルト値

ランダウン角度範囲

ランダウン角度範囲を有効にします。角度範囲は、ツールトリガを押したとき、あるいは指定トルクの値に達したときについて設定します。Selftap が有効であれば、Selftrap 中に角度範囲はチェックされません。

オフ: 範囲が設定されていません。

トリガから:システムは、ツールトリガが押され、角度または時間範囲に違反していると報告があると同時に、システムが締め付け角の監視を始めます。

トルクから:システムは、指定の <From torque> 値からの締め付け角の監視を始め、角度または時間範囲に違反していることを報告します。

オフ

<From torque>

ランダウン角度範囲が設定されている場所からのトルク値

ターゲットトルクの 10%

最小角度

開始点からの低角度範囲の角度値

100°

最大角度

開始点からの高角度範囲の角度値

1000°

最短時間

ステップの最短時間(ミリ秒)。ステップの開始から測定。

10 ms

最長時間

ステップの最長時間(ミリ秒)。ステップの開始から測定。

5000 ms