セットアップクイックガイド
ここに示すTensor Pulse戦略を使用すると、ツールは動的トルクを計算してインストールします。
残留トルク相関係数(RTCF)は、インストールされた動的トルクを静的トルクに変換するために使用されます。パラメータ設定のセットアップ中に、インストールされているトルクがPOWER FOCUS表示画面に表示されているトルクより高い場合や低い場合もあります。RTCFは提示された値に影響します。ジョイント設定が継続的な生産の部品で行われる場合、必ずSTレンチまたは同様のもので残留トルクを点検してください。
既定パラメータの設定の開始
パラメータ
既定
目標トルク
必要とされる指定トルク
ランダウン速度
最大値
パルスエネルギー
80%
反力回転係数(RFTF)
40%
残留トルク相関係数 (RTCF)
100%
トルクをインストールするために、設定で4 - 8パルスを使用すると、精度、速度、および人間工学における最良の組み合わせを提供します。
使用するジョイントを必ず設定してください。
同じジョイントを多数の締め付けに再使用すると、結果に影響することがあります。
ランダウン速度の調整
バッチ内で最も硬いジョイントを選択し、目標トルクを必要な特定のトルクに設定します。
POWER FOCUSの標準設定でジョイントを締め付けます。
トルクとパルス数を確認してください。
少なくとも 4パルスが得られるまで、必要に応じて、ランダウン速度を800 - 1200rpmまで下げます。
パルスエネルギーの調整
バッチ内で最も緩いジョイントを選択し、目標トルクを必要な指定トルクに設定します。
ランダウン速度を調整した標準POWER FOCUS設定でジョイントを締めます。
トルクとパルス数を確認してください。
最大8パルスを得るために、最大100% までパルスエネルギーを増加させ、あし。
RTCFの調整
バッチ内でジョイントを選択し、目標トルクを必要な指定トルクに設定します。
ランダウン速度とパルスエネルギーを調整した標準POWER FOCUS設定でジョイントを締めます。
STレンチなどで残留トルクを確認してください。
RTCFを確認して変更するには、いくつかの締め付けを行います。Power Focus 6000 の構成マニュアルを参照してください。POWER FOCUS に表示されているトルクが、STレンチに表示されているトルクと一致する必要があります。
新しい RTCF を使用して多数のジョイントを締め、必要な結果が満たされているかどうかを確認します。ツールが意図したとおりに動作しない場合は、2~4の手順ををやり直して、設定を微調整します。
必要な数のジョイントを締め付け、目的のジョイントの工具能力をチェックします。