仮想ステーションでの手動モードの構成
仮想ステーションの手動モードは、ツールがロックモードになっている状態でタスクを実行するために使用します。特定の理由でツールがロックされている場合(例えば、ツールが TLS のフットプリント外にある場合)でも、緊急作業を行うといった特定の作業をツールで行う必要があるかもしれません。仮想ステーションを手動モードに構成することで、ユーザーは、手動モードを入力する際にどの信号が送られるか(入力信号)、手動モードの場合にどの作業が実施できるか(二次作業)、手動モードを終了する際にどの信号が送られるか(終了信号)を決定できます。
所望のシナリオは異なるユーザー間で変わるため(すなわち、開始と終了時にどの信号が送信されるか、どの作業を実施するか)、手動モードは、各仮想ステーションで完全に構成可能です。
構成は、入力信号、終了信号および二次タスク(一次タスクは、タスクの下にある仮想ステーションに割り当てられる(自動)タスクの意味)の 3 つの要素から成ります。
仮想ステーションメニューに移動し、仮想ステーション上をクリックして構成し、次に作業の下にある手動モードの設定をクリックします。
手動モードの構成画面で、二次作業を設定します。これにより、手動モードでどの作業を実施しなければならないかを決定します。
二次作業が設定されていない場合、手動モードでは一次作業が使用されます。
すべてのタスクタイプ(締め付け、バッチシーケンス、ソース)は、一次作業のような二次作業に対して設定できます。
入力セクションの下にあるプラスアイコンをクリックして、送信する入力信号を設定します。以下の入力信号のパラメーターを参照してください。
終了セクションの下にあるプラスアイコンをクリックして、送信する終了信号を設定します。以下の終了信号のパラメーターを参照してください。
入力および終了の設定が可能な信号には 99 個の制限があります。