オープンエンドの構成
オープンエンドツールを使用する前に、ツールヘッドとツールボディが正しく組み立て・構成されていることを確認してください。そうしなかった場合、ツールが間違った方向に動く可能性があり、オープンエンドヘッドの機械的停止装置が損傷する可能性があります。
オープンエンドツールで締め付けを行った後、オープンエンド構成を通じて、オープンエンドツールを再び開位置に戻すことができます。
HMI (ヒューマンマシンインターフェイス) を使用して、オープンエンドの戦略と設定を構成します。
オープンエンド構成は、 ケーブルツール、IXB ツール 、および STB ツールにのみ適用できます。
オープンエンド構成は Flex および StepSyncには適用されません。
オープンエンドの構成
設定 | 説明 |
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自動位置決め | オープンエンドツールで締め付けを行った後、オープンエンドツールを自動で開位置に戻すことができます。 トグルキーは 自動位置決めを オン または オフに切り替えます:
自動位置決めは、マルチステップ締付けプログラムにのみ適用できます。 自動位置決めは、ケーブルツールと IXB ツールにのみ適用できます 。 |
位置決め戦略 | 締め付け後にオープンエンドツールを開いた位置に戻すには、位置決め戦略を選択します 。
前部が回転するオープンエンドツールでは逆トルクベース と 正転高速スタート の戦略の使用をお勧めします 。 逆転トルクベース と 正転高速スタート 戦略は ケーブルツール と IXBツール にのみ適用可能です。 |
位置決め速度 | [位置決め速度] は、ツールが開位置に達する速さを定義します。 オペレーターは、5% ~ 100% の範囲の [位置決め速度] の値を入力できます。 |