Y – 降伏に合わせて締め付け
ツール |
---|
ES STR SL ST SR QST IxB |
この戦略では、降伏点が検出されるまで前方にこの速度でツールを作動します。降伏点は、トルクと角度の距離測定を基に計算されるトリガートルクレベルをトルクが超えてから、トルク勾配を監視して検出されます。角度距離パラメータは、指定されたジョイントのハードさに応じて設定されます。
勾配角度ウィンドウを設定します (ハードジョイント、ソフトジョイント、角度ウィンドウの手動設定)。手動を選択する場合、角度ウィンドウを設定する必要があります。ネジが完全なトルクまで締め付けられ、着座ポイントからさらに 30 度以下回転すると、ジョイントはハードとみなされます。ソフトジョイントは、着座ポイントまで締め付けられた後に 720 度以上回転します。ハードさのパラメータが、勾配計算の角度ウィンドウを定義します。ジョイントがハードになるほど、角度ウィンドウが小さくなります。
パラメーター | 説明 |
---|---|
勾配角度ウィンドウ | 角度ウィンドウの指定:
|
角度ウィンドウ | 勾配角度ウィンドウが手動に設定されている場合に使用可能です。>0 かつ <=100 でなければなりません。 |
トリガートルク | 角度の測定は、このトリガから開始します。> = 0 かつ < ツール最大トルクであること。 |
制振 | 勾配が計算される頻度。> 0、かつ < 100、かつ < 角度ウィンドウである必要があります。 |
降伏点のパーセンテージ | >= 20% であること |
速度 | 既定:60 rpm。> 0 であること。 |
速度ランプタイプ | ハード、ソフト、または手動。既定:ハード。[手動] を選択すると、[速度] ランプフィールドが開きます。 |
トルクフィルタータイプ | フィルターのタイプ:
|
カットオフ周波数 | [トルクフィルタタイプ] が [ローパス] に設定されている場合に指定する必要があります。
|
サンプル数 | [トルクフィルタタイプ] が [スライド平均] に設定されている場合に指定する必要があります。
|
ブレーキ (Power Focus 6000 同期締め付け Power Focus 8 同期締め付け、および Flex でのみ有効)。 | オンの場合は、ターゲットに達したときに、ツールが停止します。 オフの場合、プログラムはツールを停止せずに直接次のステップに進みます。 |
A | ピーク勾配 |
B | 降伏点 : |
C | シャットオフポイント |
D | 角度距離 |
E | トルクトリガー |