ライセンスの概要

ライセンスによって管理される機能の設定は、ライセンスがインストールされていなくても実行できます。例えば、締め付けプログラムの構成とマルチステッププログラムの構成など。これらの機能をツールまたは仮想ステーションに割り当てることも可能です。ただし、有効なライセンスなしで機能を実行するには、適切なライセンスをインストールする必要があります。

ライセンスの適用は2つの段階、割り当てとランタイム(トリガー押下)で実行されます。ライセンスがインストールされていない機能が仮想ステーションに割り当てられている場合、ToolsTalk 2の仮想ステーションビューで赤い感嘆符が表示されます。コントローラ GUI には、ツールまたはタスク セクションに警告三角形も表示されます (不足しているものによって異なります)。ライセンスがインストールされていない機能が開始された場合(つまり、トリガが押された場合)、ユーザーにどのライセンスが不足しているかを通知するイベントが表示されます。正しいライセンスがインストールされていない場合、続行することはできません。

ライセンスされていない機能を実行すると、ほとんどの場合、ツールがロックされます。

コントローラ内の多くの機能は、仮想ステーションで割り当て、使用するためのライセンスが必要です。ライセンスには3種類あります。

バーチャルステーションタイプ

1つのパッケージにまとめられた一定の機能群。バーチャルステーションタイプは、実行可能なツール、使用可能なプログラムとシーケンスの数、使用可能な締め付け戦略、実行可能なレポートの種類など、その他多数を決定します。各バーチャルステーションタイプに含まれる機能は、通常お互いに併用される機能、またはパッケージに他の機能が必要な内部依存性を持つ機能です。バーチャルステーションタイプは、バーチャルステーションに完全に割り当てられます。バーチャルステーションはバーチャルステーションタイプに含まれるすべての機能を活用することができます。締め付けを行うためには、バーチャルステーションにバーチャルステーションタイプライセンスを割り当てる必要があります。ライセンスの種類によって、さまざまな締め付けオプションが有効またはブロックされます。

バーチャルステーション機能

バーチャルステーションタイプを補完する個々の機能。単一のライセンスとして多くの機能を購入することができます。