既存のワークピース/グループの再ティーチング

場合によっては、既に構成されている締め付け位置を再ティーチする必要があります。たとえば、このシナリオは、新しいワークピースキャリアによって幾何学的形状が変更された場合に発生する可能性があります。このようなシナリオでは、すでに設定されているパラメーターを変更せずに、既存のグループに再ティーチすることができます。

  1. 構成モードの[締め付け位置] ページ、[締め付け位置] リストで、既存のワークピース/グループを選択します。

  2. [締め付け位置] ページの最上部で、[ティーチング] ボタンを選択します。[ティーチング] ポップアップ ウィンドウが表示されます。

  3. [ティーチング] ポップアップウィンドウで、[再ティーチング]を選択します。

  4. ツールを必要な締め位置に置きます。次に、ツールトリガーを短く押します。
    各トリガー信号の後、メッセージが表示されます。
    ティーチングが成功したことを確認して、次の締め付け位置に進みます。必要なすべての締め付け位置について、この手順を繰り返します。

    ティーチングプロセスでは締め付ける必要がないため、ツールが無効になっているという警告が出ることもありますが、これは重要ではありません。

    グループ内の位置座標は、新しい位置に応じて変化します。
    再ティーチング プロセス中は、所与のワーク/グループ内の既存の位置のみを変更することができます。ワークピース/グループ内の定義済みの位置数に達したら、ツールトリガーを押してもそれ以上ティーチングできません。

  5. [締め付け位置] ページの最上部にある [ティーチング] ボタンを選択して、[ティーチング] プロセスを停止します。