エアロWTBツールの取付け方法
テンショニング対象の六角ナットがスタッドボルトに対して自由に回転することを確認し、六角ナットを座面まで締付けます。
テンショナーをスタッドボルト上に保持し、プラーバーがスタッドに接触するところまで下げます。
プラーバーのねじがスタッドとかみ合うよう、プラーバーを回転させます。プラーバーの上部にある1/2インチ角ドライブ(メス)に合う手締めレンチまたは回転工具(可能な限り非常に低いトルクレベルに設定)を使用し、プラーバーを回転させます。プラーバーを回転させている間、マニホールドブロックをしっかりと保持します。マニホールドブロックと油圧接続用コネクタをアクセス可能な位置に保ちます。ツールの外側のボディがプラーバーと一緒に回転しようとすることに注意してください。ツールのブリッジが座面に接触するまでプラーバーを回転します。
プラーバーを回し切ってもツールが座面に接触しない場合は、テンショナーを一度取外し、スタッドボルトの飛び出し量が許容範囲内にあることを確認します。テンショナーの使用に必要なスタッドボルトの突出量を確認するには、テンショナーの一般設置図面を参照してください。
テンショナーの設置が正しく完了したら、1/2インチ角のレンチ等の工具をギヤ式ナット回転機構のスクエアドライブに取り付け、軸を回転させます。バネによって押し付けられているナット回転ソケットがカチッと音を立ててはまり、六角ナットと嵌合します。
ギアボックス機構が損傷して動作しなくなる原因となりますので、必ずこの手順に従ってください。ギヤ式ナット回転機構にかけるトルクは30Nmを超えてはなりません
テンショニングの対象ボルトすべてにボルトテンショナーが取付けられるまで、手順1〜4を繰り返します。