SMC-12-1600
Torque Arm
製品情報
一般情報
安全信号用語
安全信号用語の「危険」、「警告」、「注意」、「通知」には次のような意味があります:
危険 | 「危険」は、回避しなければ、死亡または重傷を負うことになる危険な状況を示します。 |
警告 | 「警告」は、回避しなければ、死亡または重傷を負う可能性のある危険な状況を示します。 |
注意 | 「注意」は安全警戒記号とともに用いられ、回避しなければ、軽傷または中程度の傷害を負う可能性のある危険な状況を示します。 |
通知 | 「通知」はケガに関係しない手順に対して用います。 |
保証
製品保証は、Atlas Copcoの配送センターから発送されてから12+1か月で失効します。
部品の通常の磨耗や傷は保証に含まれません。
通常の摩耗および裂傷は、その期間に典型的な標準的な工具のメンテナンス(時間、稼働時間などで表される)中に部品交換またはその他の調整/オーバーホールが必要なものです。
製品保証は、ツールとその構成部品の正しい使用、メンテナンスおよび修理に依存しています。
不適切なメンテナンス、または、保証期間中に Atlas Copco 以外の人またはその認証サービスパートナーによって実施されたメンテナンスの結果発生した部品の損傷は保証対象となりません。
ツール部品の損傷や破壊を防ぐために、推奨されるメンテナンススケジュールに従ってツールの整備を行い、適切な手順に従ってください。
保証による修理は、必ず Atlas Copco ワークショップで、または認定サービスパートナーが実施してください。
その Atlas Copco 契約により、延長保証と最新式の予防保守を提供します。ToolCover詳細については、お近くのサービス担当者にお問い合わせください。
電動モータの場合 :
電動モータが開かれていない場合のみ保証が適用されます。
ウェブサイト
当社の製品、付属品、スペアパーツおよび公表事項に関する情報は、Atlas CopcoのWebサイトにてご覧いただけます。
次をご覧ください:www.atlascopco.com.
ServAid
ServAidは以下のような技術情報を含むポータルで、継続的に更新されます:
規制及び安全に関する情報
技術データ
設置、運転およびサービスに関する注意事項
予備部品のリスト
アクセサリ
寸法図面
次をご覧ください:https://servaid.atlascopco.com.
詳細な技術情報については、最寄のAtlas Copco代理店までお問い合わせください。
安全データシート MSDS/SDS
安全性データシートは、Atlas Copcoが販売する化学製品について説明しています。
詳細についてはAtlas Copcoのウェブサイト www.atlascopco.com/sdsをご覧ください。
生産国
生産国については製品ラベルの情報をご参照ください。
寸法図面
寸法図は、寸法図アーカイブまたはServAidのいずれかにあります。
次をご覧ください:http://webbox.atlascopco.com/webbox/dimdrwあるいは https://servaid.atlascopco.com。
概要
アプリケーション
トルク アームは、ドライバやナットランナーなどの手持ちのツールを操作する場合の支援で使用されます。SMC シリーズのトルク アームは作業範囲が広く、位置決めと取り扱いが楽にできます。トルク アームは、長時間の重作業用に設計されています。トルク アームにより、アセンブリがより安定し、ビットやタップなどのアクセサリの摩耗が低減します。弊社では、SMC シリーズのトルク アームをバランサーと一緒に使用することを推奨します。
トルク アームは、反復作業を行うオペレータのアーム、手首、肩の酷使を、振動、ねじり、重量を減らすことで低減します。わずかな量の繰り返しアクションであっても、反復運動過多損傷につながる可能性があります。
技術製品データ
技術的な製品データは、ServAidまたはAtlas Copcoのウェブサイトにあります。
次をご覧ください:https://servaid.atlascopco.comあるいは www.atlascopco.com。
取り付け
設置要件
天井に取り付ける際の作業エリア

ω: 最大ツールホルダースイベル角

設置の手順
ベンチに取り付ける際のツールの取り付けとバランス

ベンチ スタンドで SMC 200 および SMC 300 を使用しないでください。
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ワークに対するアームの相対高さを調節します。弊社では、トルクが掛かる点と同じ高さにアーム アタッチメントを取り付けることを推奨します。
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ツールにツール ホルダを取り付けます。
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アームにツールホルダを取り付けます。ネジを取り付けて、締め付けます:
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SMC 12/25(M6)- 10 Nm
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SMC 50/100(M8)- 24 Nm
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ツールホルダに止めネジを取り付け、2.5 Nm まで締め付けます。
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バランサーでツールのバランスを取ります。
ベンチに取り付ける際の作業エリア


トルク アームの取り付け

ツールのトルクは各アームの規定トルク範囲内でなければなりません。

ベンチ スタンドで SMC 200 および SMC 300 を使用しないでください。
ベンチへの取り付け
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オペレータがトルク アームを取り扱うのに最適な位置を探します。
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トルク アームを、オペレータのすぐ前か、オペレータが右利きか左利きかによって、右または左のいずれかに取り付けます。
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トルク アームをベンチ スタンドに接続するホルダにネジをしっかりと締め付けます。ベンチ スタンドには、予めベンチに取り付けるための穴を開けておきます。
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作業エリアを限定しない第二点に安全ワイヤ(スペア パーツを参照)を取り付けます。
天井への取り付け
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取り付けポイントを、トルクが掛かる点の真上に、またはそのできるだけ近くに置きます。
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固定点が、選択したトルクアームの重量とトルクを扱うことができることを確認してください。
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作業エリアを限定しない第二点に安全ワイヤ(スペア パーツを参照)を取り付けます。

天井に取り付ける際のツールの取り付けとバランス
アームを作業エリアの真上に、またはそのできるだけ近くに取り付けます。
ツールにツール ホルダを取り付けます。
アームにツール ホルダを取り付けます。
ツールホルダに止めネジを取り付け、2.5 Nm まで締め付けます。
アトラスコプコ バランサー アダプター キットを使用して、バランサーをトルク アームに取り付け、ツールで吊り上げます。
バランサーがトルク アーム、ツール ホルダ、およびツールの重量を運搬できるように調節します。
トルク アームが完全に引き込まれないように、バランサーのワイヤ ストップを調整します。
すべてのネジを止めネジで固定します(詳細については、スペア部品リストを参照してください)。
トロリーとレール システムへの SMC トルク アームの取り付け
トルク アームやトルク アーム取り付けを改造しないでください。取り付けたトルク アームは、すべての方向で旋回できなければなりません。

操作
トルク アームの操作
トルク アームを使用する前に、ツール ホルダが正しく締め付けられていることを確認してください。
トルク アームを初めて使用する場合は、トルク アームの操作方法に慣れるために、低ツール トルクで開始してください。

リサイクル
環境規制
製品がその目的を果たし終えると、適切にリサイクルする必要があります。製品を分解し、地元の法規に基づいて構成部品をリサイクルします。
バッテリーについては、ご自分の国のバッテリー回収機関に処置を委ねること。